感覚を養うG.O.A.Tパーソナルトレーニング
今回は筋肉を鍛えてるのではなく感覚を養うトレーニングとはどういう事なのかをお話ししていきます。
そもそも感覚とは何なのか?
良く耳にするのが五感という言葉だと思います。
五感:視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚
この5つを五感といいます。
これらにプラスして、身体をコントロールする感覚として平衡感覚・固有覚というものがあります。
全てを合わせて7つの感覚がメインになり脳に情報を送っています。
これらは一つ一つが単体で動いているのではなく統合され初めて運動指令と変化していきます。
つまり、どれか1つの感覚に頼るという事はなくバランス良く刺激を加える事により脳内に情報を送る事になるのです。
現代社会は、視覚に頼りすぎています。
その要因として1つ挙げられるのはITの進化、発展です。
そもそも5感の中でも人間は視覚という感覚に60〜70%(文献によっては90%)依存しています。
それにプラスして生活や仕事の中でほとんどの時間をスマートフォンやPCを使っています。
視覚社会ですね。
目は見てとるといわれるように、直感的な要素が強くまた眼球には血液量が豊富に使用される為(エネルギー消費が激しい)眼精疲労や頭痛に繋がります。
目は元々距離を測る機能があり近いものばかり見ていると視野が狭くなり、思考も直感的な要素が強なり考えが偏りがちになってしまいます。
私もトレーニングしていて、目を閉じた状態で片足立ちをしていただくと大半の方は30秒も立ってられません。(基準値では50代が30秒となってます。)
※日本健康運動研究所のデータ
http://www.jhei.net/exer/measurement/me04.html
さらに脳の構造から考えても視覚の中枢(司令塔)は後頭葉という頭の後ろ側にあり、
人間が思考に使う領域としての中枢と言われる前頭葉(運動の中枢もある)は頭の前にある為に効率が悪い。
だから目で見たものを具体的に表現するのが難しいのではないでしょうか。
この話を広げると長くなるので、この辺で。
これらの事から視覚以外の感覚を養う事により
情報入力→脳内からの出力
入力と出力という感覚→運動が効率的にかつスムーズになるので身体、脳のパフォーマンスアップに繋がります。
単純に痩せたい、美しくなりたい、かっこ良くなりたい、姿勢を良くしたいこれだけではないその先半永久的なパフォーマンスアップを手に入れる事が可能になります!